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安曇野&松本の旅 6


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まるも珈琲でモーニングを食べて
中町通りへ向かう途中でたまたま見つけた古本屋さんに立ち寄りました。

金沢にも古本屋さんは多いのですが古本屋さんっていいですよね。
ひそやかにお宝が眠っている感じがして(^^)


そして、こちらにもありました。
グッとくるような本たちが。
少し写真を撮らせてもらいました。
古い暮らしの手帖。表紙がかわいい。
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お土産に古本を買って、看板猫ちゃんとじゃれてお店を後にしました。

旅先での出会いは人だけではないんですよね。
物との出会いもまた素敵なものです。
その土地のものや旅の記憶に残るものを
我が家に連れ帰ってくる事も私たちの旅の楽しみなのです。

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さて、中町通りに着きました。
どうしたことでしょう。朝の中町通りは大渋滞です。

ここ中町通りは昔は城下町として栄えた通りなのだそう。
目地がなまこに似ている事からそう呼ばれる
「なまこ壁」の蔵造りの建物が立ち並びます。
昔ながらの古い建物やレトロな看板が街並みに良く合います。




中町通り
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最初に立ち寄ったお店は「ちきりや工芸店」さん。
店内は焼き物を中心にガラス製品やカゴなど全国各地からの民芸品が並んでいました。

「良いものを少しずつ大事に大事に集めていけばいいのよ。」

と語ってくれたお店のおばちゃんは、物に対して愛情がとても深い素敵な方でした。
実際、自分が大切に集めてきた物の中には今はお孫さんが使っているものもあるのだそう。

そういう風に物と付き合っていけたら、時がもっともっと優しく流れていきそうですよね。
「割ってしまわない限りずっと使えるから、気に入ったものを探してね。」
と言われ私たちが選んだのはこの二つ。
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かねてから欲しいな~と思っていた小鹿田焼の器と
コーヒーカップ&ソーサー。←こちらは主人のコレクション用(^^)

「割れちゃうと悲しいから・・・」
ということで、こちらではなるべく丈夫な焼き物を取り扱っているのだそうです。
品物を包む時も「割れちゃうと悲しいから」と言って、とっても頑丈に包んでくれました(^^)
おばちゃん、大切に使うね。

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ちきりや工芸店

長野県松本市中央3-4-18
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# by ajimakajima | 2011-12-24 18:43 | 安曇野&松本の旅

安曇野&松本の旅 5


さて、2日目は松本散策。本日はお買い物中心です(^^)
まずは徒歩で松本駅まで。
車でまわっても良かったのですが、松本の市街地はあまり駐車場がないらしく
一方通行も多いので土地勘のない旅行者には少し不便との事。
「徒歩やタウンスニーカーという周遊バスを使ったほうが便利」と
ガイドブックに書いてあったので、私たちもそれに従ってみました。
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タウンスニーカーとは上の写真の様なミニバスです。
東西南北の4つのコースがあり1乗車190円でした。
アバンギャルドな赤いドットのバスは
松本市生まれの前衛芸術家・草間彌生さんがデザインした
「水玉乱舞号」という1台だけしかないタウンスニーカー、通称「クサマバス」。
こちらは城下町や松本市美術館等をまわるそうです。
早速見られてラッキー(^^)

タウンスニーカー乗り場に着くと、止まっていたバスの運転手さんがバスから降りてきて
「どこへ行くの?」と私たちの行き先に合ったコースを教えてくれました。
前日の安曇野でもそうでしたが、長野の人はとても親切です。


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親切なバスの運転手さんのお陰で無事次に来たバスに乗る事ができました。
私たちが乗ったのはレトロなタイプのタウンスニーカー。

昔のバスかなにかを再利用しているのでしょうか。
木の椅子は赤のべっちん張りでとても趣がありました。

バスに揺られて松本の街を眺めていたらあっという間に目的地に着きました(^^)

私たちが下車したのは今日のお買い物の中心となる「中町通り」に近いバス停。
まずは腹ごしらえ、ホテルは素泊まりなので喫茶店でモーニングを食べるのです(^^)

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到着したのは珈琲まるも。

どうしても今は「まるも」と聞くと、一番に頭に浮かぶのは可愛らしい「アレ」ですよね。
まぁ、そのまるもとは全く関係ありませんが、私たちはこちらで「まるまるもりもりモーニング食べるよ。」です。

店内は松本民芸家具で統一されていて落ち着いた雰囲気。
流れているクラシックが更に心地良さを増してくれます。
レトロとも少し違う、こういうクラシックな雰囲気のカフェは
今の日本にはあまりない気がしますし、少しだけパリのカフェを思い出しました。
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そんな古き良き時代を物語っているような「まるも珈琲」
開店時には民藝運動を起こした柳宗悦氏(柳宗理氏のお父さんですね。)も褒め称えたのだそうです。
パンのトレーも松本の伝統工芸品のみすず細工で
松本民芸家具といい松本の手仕事を身近に触れられる喫茶店でした。

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また、こちらには旅館もあります。
今回は宿泊する事はできませんでしたが、いつか泊まってみたいなと思う宿です。
それに料金もとてもリーズナブルなのですよ。機会のある方はぜひ泊まってみて下さいね。


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旅館 珈琲 まるも

長野県松本市中央3-3-10
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さて、まるも珈琲を後にしフラフラ。
松本はちょっとした所にレトロ感いっぱいです。
こういう町は歩いているだけで楽しいです。
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そうそう、松本市内のお店屋さんでたまに見かけた「日和」というフリーペーパー。
松本市や松本近郊のお店やイベント情報がいい感じに乗っていたのでおすすめです。
見つけたら松本の街歩きに活用してみてはいかがでしょうか?
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ではでは、お待ちかねのお買い物スタートです。
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# by ajimakajima | 2011-12-22 23:05 | 安曇野&松本の旅

安曇野&松本の旅4


さて、到着したのは安曇野ジャンセン美術館。
こちらはフランスで活躍する画家、ジャン・ジャンセンの世界初の専門美術館です。
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芸術の秋がなんとも良く似合うレンガ造りの建物。
紅葉した木々が芸術気分を高めてくれます。

しか~し!到着したときには、時すでに遅し。
あとちょっとの所で閉館していました。
残念!と思いつつ、とりあえず写真でも・・・
とエントランス付近で写真を撮っていたら
なかからスタッフの方が出てきて
「30分くらいで宜しければご覧になりますか?」と声をかけて下さいました。
という事でスタッフのお姉さんのご好意で幸運にも入館する事ができました。
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IIDA・KANに続き、またもや貸しきり状態でジャンセンの絵画を見ることができ
とっても贅沢な時間を過ごす事ができました。
バレリーナの絵がとても印象的でポスターやポストカードをお土産に買いました。

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買い物の後、スタッフの方と少しお話をしました。
安曇野の美術館について教えてくれたり
「安曇野スタイル」というイベントについても教えてくれました。

このイベントは毎年11月3日の文化の日を挟んだ数日間限定で行われるイベントなのだそう。
この期間中は安曇野のギャラリーなどでアートやクラフト、飲食などなど、この時期にしか楽しめないイベントが盛りだくさん♪なのだそうです。

私たちは残念ながら日程が合いませんでしたが、とても面白そうなイベントですよね。次回のために頭の片隅に入れておこうと思います。

本当にびっくりするほど親切にしてくれたスタッフのお姉さん。
閉館時間も過ぎ、そわそわしてしまいそうな時間帯に訪れた私たちを
心温かく迎えてくれて本当にありがとうございました(^^)


ということで安曇野美術館巡り終了。
でも、本当は行きたかった美術館がまだまだありました。

安曇野ちひろ美術館の「東北の手しごと」展。
こちらの美術館では企画展の他にも 常設でいわさきちひろの絵画や
世界の絵本画家の作品の展示があります。

museum cafe BANANA MOONでは「ペン画とボツ画」展。
こちらは「週間新潮」の表紙でお馴染みの成瀬政博氏の美術館です。
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名残惜しい所ですが欲張ってはいけません。
またの機会のお楽しみにとっておく事も大切ですよね。

という事で松本を目指して出発しようとしたところ、偶然見つけたのが迫力満点の足湯。
八面大王足湯といって穂高温泉郷のシンボルなのだそう。
ちなみに八面大王とは安曇野に伝わる伝説の主人公なのだそうです。
また、8つある大きな顔は喜怒哀楽を表現しているそう。

足湯に浸かって「ぬくい、ぬくい」と言いたい所ですが
私はその日タイツを履いていたので残念ながら浸かる事ができず
せめて入っている風な写真だけでもと思い写真を撮っていた所
うっかり湯に浸かってしまったという残念な結果となりました。
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そして、濡れたタイツと共に到着した松本。
今回のお宿は「東急イン」です。
今回は急遽決行した旅行でお財布事情が寂しかったので
我が家の大蔵大臣としてはどこかの予算を削らなくてはならず
結果、ホテルをケチる事に。
駐車場代入れて一人一泊3990円也。安いですよね~。

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夕食は東急インのフロントの方に教えてもらった洋食屋さん。

おすすめのお店ということで店内は満員でとても賑やか。
ビーフシチューとハンバーグを頂きました。
ボリューム満点でおいしかった~。

お会計の時に出てきたおじちゃんがお食事中だったのか
ほっぺにご飯粒をつけていたのがかわいかったな(^^)



という事で安曇野&松本の旅 第1日目安曇野アート巡りは大満足で終了。
2日目は松本散策(^^)

# by ajimakajima | 2011-12-18 21:09 | 安曇野&松本の旅

安曇野&松本の旅 3

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さて、次にやってきたのがIIDA・KAN
こちらでは飯田善國氏の彫刻と油彩絵画を見ることができます。
作品は会社?の中の一部の建物に展示されています。
なので守衛さんに門を開けてもらって入出のサインをして入りました。

守衛さん:「あんまり人がこないんでね~。」
というだけあって、館内は私たちの貸切状態でした(^^)
建物は幕張メッセなどの作品で知られる
槇文彦氏の設計なのだそう。


IIDA・KAN
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緑に囲まれた静寂な館に迷い込んだ客人を
独創的な世界ですっぽりと包みこんでしまうような
浮遊感のあるギャラリーでした。


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IIDA・KAN
長野県安曇野市穂高牧1865-1
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と、ここで美術館巡りをひと休みして
nagiという雑貨屋さんへ。

と、ところが・・・・・
が~ん、臨時休業。
「出産のためお休みします。」とのこと。
それじゃぁ、しょうがないです。

でも、残念無念だ~。

nagi
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気を取り直して美術館巡り再開。
次に訪れたのは「絵本美術館・森のおうち」
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こちらでは絵本の原画が展示されています。
また、所蔵8000冊の図書室もあるそうです。
館内はかわいらしい絵本の世界。
ハンプティ・ダンプティがお出迎えしてくれました。

絵本美術館 森のおうち
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絵本美術館 森のおうち
長野県安曇野市穂高有明2215-9
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そろそろ夕暮れ お次はどこへ?
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# by ajimakajima | 2011-12-11 18:39 | 安曇野&松本の旅

安曇野&松本の旅 2

さて、碌山美術館に到着しました。
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ここ、碌山美術館は彫刻家・荻原守衛氏の作品や資料
守衛の友人や交流のあった人たちの絵画や彫刻などが展示されています。
守衛の時に力強く、また時には柔らかく表現される彫刻は
森の小さな教会のような建物の中に展示されていました。
こちらの建物は国の登録有形文化財に登録されていて
安曇野の厳しい気象に耐えられるように北欧風に建てられたのだそう。

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入口には守衛の言葉
「LOVE IS ART, STRUGGLE IS BEAUTY」が飾られています。
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館外にも作品があり
可愛らしい建築と彫刻やオブジェが安曇野の自然に溶け込んでいました。



ROKUZAN ART MUSEUM
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紅葉した木々が芸術の秋をより一層深めてくれました。

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碌山美術館
安曇野市穂高5095-1
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さて、次はどこへ?


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# by ajimakajima | 2011-12-06 19:30 | 安曇野&松本の旅


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